安田記念有力馬紹介

ロマンチックウォリアーは、4月のGⅠクイーンエリザベス2世Cで史上初となる3連覇を達成。大レースを次々に勝っている香港の中距離最強馬。これほどのビッグネームが海を渡ってくるのは久々です。本来は中距離を主戦としており、結果次第で宝塚記念にも予備登録をしています。

中盤に緩んで雨も降ると向いてきますが、良馬場で普通のラップだとマイルのトップスピードを持った日本のスペシャリストに負けると思います。

また、香港からはヴォイッジバブルも参戦。前走の香港チャンピオンズマイルでは3着に好走しており、こちらはロマンチックウォリアーより格下ですが、マイルのスペシャリストであり、年齢的にも一番良い時期で侮れません。日本の馬場への適性、距離適性はこっちの方が向いています。

迎え撃つ日本調教馬は、例年と比べると小粒です。

マイラーズカップ勝ち馬で悲願のGⅠ初Vを狙うソウルラッシュソウルラッシュは馬場や展開に対して万能性があり、安定感がありますが、G1だと勝ちきれない馬です。

一昨年のマイルCS勝ち馬で前走・マイラーズCで2着したセリフォスは早熟血統で、すでにピークは過ぎていると考えられます。

マイルチャンピオンシップを勝ったナミュールはヴィクトリアマイルで一叩きして状態を上げてくるでしょうが、武豊騎手が合っていないとことが不安材料。

昨年4着ガイアフォースは晩成型で昨年より成長しているでしょう。ハイペースでスタミナ勝負になるとめっぽう強い馬です。

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