ヴィクトリアマイル有力馬紹介

マスクドディーバは気性難ですが前走はモレイラ騎手が上手く乗って勝利。今回もモレイラ騎手が継続騎乗なのはプラス要素ですが、気性難からくる「やらかし」があり得る馬であることは覚えておいたほうがよいです。同牝系のコイウタがヴィクトリアマイルを勝っており、前走マイル戦も勝っているので適正は合っています。

ナミュールはドバイターフで鼻差で2着と強さを見せました。昨年のマイルチャンピオンシップ勝ち馬で能力は疑う余地はありません。海外帰りの影響と武豊騎手がハービンジャー産駒と相性が良いとは言えないところが不安材料となります。中盤が緩む瞬発力勝負になったときには長い脚を使えるものの瞬発力に乏しい牝系のナミュールは合ってきません。マイルチャンピオンシップは展開が完全にハマりましたが本来はもっと距離があった方が良いタイプ。人気馬の中ではもっとも怪しいと考えます。

ウンブライルは前走マスクドディーバに敗れましたが、東京でさらに向いてきます。牝系にこのレースに強いシアトルスルーを持ち、レース当日は雨予想で、重馬場巧者の血統でもあります。湿った馬場ならマスクドディーバとの力関係は入れ替わり、チャンスが大きくなる馬といえるでしょう。

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