オークスで有力馬には挙げられないものの期待値の高い馬を紹介します。
コガネノソラはこのレースで穴を開けることがあるゴールドシップ産駒。ゴールドシップ産駒はスタミナに定評があり、スタミナ勝負となるオークスに強いです。父、ゴールドシップ、母父ロージズインメイで2021年のオークス勝ち馬ユーバーレーベンと共通点が多いです。前走スイートピーステークスは上がり最速で圧巻の内容でした。
ラヴァンダは前走馬体重を大きく減らしながらもフローラステークスで2着。クラシックシーズンに成長する要素が血統的にあり、馬体重を戻してくるのであれば、フローラステークスよりパフォーマンスを大きく向上させる可能性を持っています。G1を勝ちきれないシルバーステート産駒なので2,3着で狙うのであれば、馬券妙味がありおすすめです。
タガノエルピーダも東京2400に適性を持つキズナ産駒でクラシックシーズンに成長するタイプです。忘れな草賞はレースレベルに疑問は残りますが楽に勝って消耗も少ないレースでオークスでさらにパフォーマンスを上げてくるでしょう。
ホーエリートはルーラーシップ産駒で牝系にクロフネを持つ点で、2018年アーモンドアイの2着に敗れたリリーノーブルと共通しています。前走フローラステークスでは道中折り合いを欠いて外を回すロスが大きい競馬で2着と強い内容でした。東京2400に強い血統的要素があり、血統的に早熟要素がないため成長余地も大きく、これまでの戦績で見切るにはもったない馬といえるでしょう。