過去10年の3着以内馬延べ30頭中、年齢が5歳以上だった20頭のうち19頭は、JRAの重賞において6着以内となった経験がある馬。一方、この経験がなかった馬は3着内率2.6%と苦戦している。5歳以上の馬を比較する際は、重賞で6着以内に入ったことがある馬を高く評価すべき。
また、過去10年の3着以内馬延べ30頭中、4歳以下だった10頭のうち9頭は、前走の競馬場が京都・阪神・中京のいずれか。一方、その他の競馬場だった馬は3着内率4.0%と苦戦しています。Dコース替わり内回りの先行馬少なめなので、中枠くらいで好位からいい脚使える馬が狙い目となります。
現在の京都競馬場はかなりの高速馬場なので、時計勝負に強い馬である必要もあります。
また、過去7年の優勝馬7頭は、いずれも調教師の所属が栗東、かつ前走が3勝クラス以上。美浦所属の調教師が管理する関東馬や、前走が2勝クラス以下のレースだった馬は、割り引きが必要。また、この7頭は前走との間隔が中4週以上だった点も共通しています。
マーメイドステークスは今年は登録馬の数が多く、出走できるかどうか不透明な馬も多いです。次週は宝塚記念で、力がある馬は宝塚記念に向かうため、マーメイドステークスは実力が拮抗しがち。レースに臨む準備や環境面での優位性が大きいと推測できます。除外対象馬で関東所属の馬はかなりの割引きとなります。