フェブラリーステークスの過去の傾向

前走レース別では、根岸ステークスや東海ステークスといった前哨戦を使われてきた組、もしくはチャンピオンズカップ(旧ジャパンカップダート)からの直行組が中心。2014年以降の1~3着馬のうち、30頭中21頭を占めています。

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フェブラリーステークスの傾向と対策

東京大賞典や川崎記念など地方交流重賞からの参戦馬は、勝ち切れないケースが目立ち、2~3着が多いのが特徴。また、前走で複勝圏を外していた馬の上位入線も見られますが、それらの多くがG1組。これを除くと、前走の着順が4着以下だった馬の好走(3着以内)は、たった2頭にすぎません。非G1からの臨戦馬は、前走の着順が3着以内であることが、首位争いに加わるための条件となるでしょう。

前走はG1だと大きく負けていても気にする必要はありませんが、G1以外で大きく負けている馬が勝ち切る可能性は低いといえます。

レースが行われる東京ダート1600mは、2コーナー奥の引き込み線が発走地点。芝部分を走ってからダートコースに進入する形態で、しかも外寄りの枠のほうが芝の区間が長いため、序盤でスピードに乗せやすいという特徴があり、真ん中から外枠の方が結果を出しやすい傾向があります。

また、芝区間の存在がダートしか走っていない馬にとっては不利となることやテンが速くなることで中盤が緩みやすく、直線で瞬発力が必要となることから芝からの転向でも結果を期待できるのが特徴になっています。

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