ドバイーターフ、ドバイワールドカップ展望

ドバイターフ(G1、芝1800メートル)には、一昨年のダービー馬で昨年の有馬記念を制したドウデュース、マイルCS覇者ナミュール、ダノンベルーガ、マテンロウスカイの日本馬4頭が出走を予定しています。

日本馬の前に立ちはだかるのは、同レース4連覇の歴史的偉業を狙う英国のロードノース。出走予定馬は15頭です。ドゥデュースは凱旋門賞を狙うなら、ここは勝ちきりたいところですね。ナミュールも距離的に合ってくるはずなので期待してよいでしょう。

メインのドバイワールドカップ(ダート2000m)は連覇を狙うウシュバテソーロ、デルマソトガケ、ウィルソンテソーロ、ドゥラエレーデの日本馬4頭が出走予定。

米国勢はサウジカップ覇者セニョールバスカドールを筆頭に、サンタアニタH覇者ニューゲートなど5頭が参戦します。ウシュバテソーロが勝てば、連覇となり、日本馬の獲得賞金で歴代1位に踊り出ることになります。

昨年に続く大偉業達成となるか注目ですね。デルマソトガケ、ウィルソンテソーロ、ドゥラエレーデが前半速いアメリカダートの流れについていって、プレッシャーをかけつつ、後ろからウシュバテソーロという展開となりそうです。

ウシュバテソーロは展開待ちの側面が強く日本馬の強みを活かすタイプですが、アメリカダートの本場BCクラシックで競馬の流れについていって2着になっているデルマソトガケも同様にすごいです。この2頭は日本が誇るダート世界最高クラス。日本で実績を積んできたウィルソンテソーロ、ドゥラエレーデもどこまでできるか期待したいですね。

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