日本ダービー有力馬紹介

皐月賞をレコードで制したジャスティンミラノは、血統的には距離が伸びて良いタイプ。東京競馬場での実績も十分で消し要素は特にありません。馬体重やパドックで状態が悪くない限りは逆らわない方が良いといえるでしょう。

皐月賞2着のコスモキュランダは、Mデムーロ騎手に乗り代わりますが、弥生賞はデムーロ騎手が乗って勝っているので、大きなマイナス要素ではありません。血統的にも距離は、まったく問題ないはずですが、8回走って、33秒台の上がりを出したことがありません。東京競馬場では新馬戦で走っていますが最下位に終わっており、距離よりもコースに適応できるかが不透明です。

皐月賞4着のシンエンペラーはまだ本格化していないことから皐月賞よりも経験を重ねて状態を上げてくる可能性が高いです。皐月賞ではレコード決着となり、欧州血統のシンエンペラーにとっては向かない流れとなりましたが、4着に粘っています。日本ダービーでは距離も伸びて中盤に緩む流れとなり、シンエンペラーの適性にはより向いてくるといえるでしょう。

皐月賞ではルメール騎手が乗れず、早い流れにも合わずに6着に敗れたレガレイラ。牝馬ですが、引き続き牡馬クラシックに出走。凱旋門賞にも登録していることから、陣営の評価の高さがうかがえます。鞍上もルメール騎手に戻り、距離延長もプラスでしょう。

皐月賞4着のアーバンシックもレガレイラとほぼ同血統なので、同様に距離延長の日本ダービでより向いてきます。レガレイラが勝つ流れになるなら、血統が似ているこの馬も一緒に馬券内に来る可能性が高いです。

皐月賞組以外の人気馬はダノンエアズロックです。モレイラ騎手はおそらくコンバデカーブース、コスモキュランダにも希望すれば乗れたにもかかわらず、この馬を選んでいます。世代最強馬との評価もありましたが、弥生賞はレース中に故障して皐月賞は棒に振りました。プリンシパルステークスではまだ余裕を残した仕上げで快勝しており、改めてポテンシャルの高さを披露しました。

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