ジャンタルマンタルとアスコリピチェーノの2歳G1勝者が揃った2強の構図ですが、他にも実力のある馬が多く揃いました。注目馬を紹介していきます。
まずはファルコンステークス勝ち馬のダノンマッキンリー。
朝日杯フューチュリティステークスではジャンタルマンタルに進路を閉ざされてしまい、折り合いも欠いた中で負けてしまいましたが、ファルコンステークスでは道中は折り合い、外を回して強い勝ち方をしています。アスコリピチェーノ、ジャンタルマンタルは血統的に早熟要素も強いですが、ダノンマッキンリーはモーリス産駒で晩成型。成長分を考えると2歳での力関係は逆転してもおかしくありません。
ボンドガールは桜花賞除外され、急遽ニュージーランドトロフィーに出走し2着でした。
このレースに強いダイワメジャー産駒で、牝系は欧州と米国の中間で器用貧乏な印象です。どのような展開になっても馬券内に期待できて、頭までは取りきらないタイプ。相手として買うには最適な馬といえるでしょう。
イフェイオンはフェアリーステークス勝ち馬。エピファネイア産駒で気性面で難しさを見せます。前走桜花賞では狭い馬群に揉まれて折り合いを欠いてしまいました。広い東京コースで本来のパフォーマンスを出すことができるなら、馬券内に期待できる穴馬といえるでしょう。