弥生賞ディープインパクト記念展望:有力馬の紹介

3月3日(日)中山競馬場で行われる弥生賞ディープインパクト記念は、皐月賞への優先出走権が与えられる重要なレースで今年も有力馬が集まりました。人気馬を紹介していきます。

シンエンペラー:前走ホープフルステークスは2着。早めに先頭に立ちすぎてソラを使った負けで、負けてなお強しな内容。フランス産馬で凱旋門賞馬ソットサスの全弟。今回は川田将雅騎手に乗り替わりで鞍上が安定していません。教育目的が大きい騎乗依頼か。

ダノンエアズロック:新馬戦、アイビーSでレガレイラに勝利して連勝中。モーリス産駒で飛びが大きくスピードがあります。初の右回り、内回りが合うか、距離延長分をどうみるか。

トロヴァトーレ:中山芝2000mで新馬戦、葉牡丹賞と連勝。3カ月ぶりの実戦でルメール騎手とのコンビ再結成で重賞制覇を目指します。レイデオロ産駒は晩成傾向がありますが、牝系が早熟血統なのでそこは心配ないかと。鹿戸調教師はレイデオロを育てた藤沢和雄厩舎で働いていたのでレイデオロ産駒は相性が良いでしょう。

シュバルツクーゲル:新馬戦を同舞台で快勝、東京スポーツ杯2歳S2着。先行力とレースセンスが武器。休養明けで心身ともに成長。ここ2戦とも展開が向いていないので妙味あり。

シリウスコルト:芙蓉Sで2勝目。ホープフルS6着も中山芝2000mの持ち時計を大幅更新。体重増加も成長の証。

アドミラルシップ:ホープフルS4着でライラックの半弟。ゴールドシップ産駒でスローペースには弱いかもしれません。

ファビュラススター:新馬戦、1勝クラスと連勝中。中山競馬場との相性の良さと仕上がりが早い血統もプラス。

目次
閉じる